Maria LaMagna 記者による2012-8-9記事「Could lasers solve the military’s friendly-fire problem?」。
米軍が味方の米軍部隊を誤射してしまうことを「ブルー・オン・ブルー」という。兵棋で味方の部隊は青色で表示されるからだ(共産圏は逆)。
パナマ侵攻作戦でも、また、デザートストーム作戦でも、またその他のほとんどの戦場でも、同士討ちによる米兵の死者が出ている。
このたび Cubic 社は、この同士討ちを予防する装置を開発した。
なづけて「DCID-TALON」(= Dismounted Combat ID with Target Location & Navigation)。
味方の兵隊のヘルメットと軍衣に、切手大のチップを貼り付けておく。実戦で敵を照準するときに、ある暗号化されたレーザーの信号をまず照射すると、そのチップから「オレは友軍だよ」というレスが返って来る。それで同士討ちは予防できる、というコンセプトだ。
※だれでも分かることとして、これは逆用され得る。レーザー・センサーを身につけていれば、米軍から射撃される直前に、危険を察知できることになる。
友軍誤射の2大原因は、identification エラーと、位置情報に関するエラーである。
古くは南軍のストーンウォール・ジャクソン将軍が味方兵の鉄砲玉で戦死してしまった。
また公報されたケースとしては最も新しい、味方撃ちの犠牲者は、2004のアフガンで死亡した Pat Tillman である。
この装置にはブルートゥースの技術も利用し、GPS情報も連動させる。いまの段階では有効距離は800mである。
敵が応答信号を模倣してきた場合に備えて、プログラムを後から変更できるようにしてある。
これまで兵士個人が味方撃ちを避けようと思ったら、キラキラテープ(glint tape)でも巻きつけとくしかなかったが、それでは迷彩効果が相殺されてしまう。
米陸軍は2011にこの装置をインディアナ州の Camp Atterbury で徹底的に試験している。たとえば、ガラス窓越しの兵士に対して有効か? 森林内、雨天、煙越しではどうか? 車両に乗っている歩兵は? まぶしい太陽を背にしている場合は? などなど。
"Dangerous Remote (via Tanais Fox)
(出典: i-eviscerate)

Black Hole Jef Van den Houte
1970: A Swissair poster advertising flights to the World Exposition in Osaka
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